今回は、ドッグライト・スライドドア連動足元灯を設置した記事です。
初めに、ディーラー車検の人にはおすすめしません。
ドッグライト(路肩灯またはタイヤ灯)
主に狭い道での左折時、後輪が縁石に擦らないかをサイドミラーで確認したいのに
夜間暗くて見えないという時ありませんか?
以前、ワイドミドルを乗っていた際も狭い道で頭を振れない際の後輪の状況や
川沿いに降りれるロケーション・キャンプ場などでヘッドライトで目視してやり過ごした石や枝を
後輪が踏まないか確認したいのに見えない!!って状況がちらほらありました。
スパロンになったらより不便さは増すのは想定していたので、バーデン購入時のオプション決めの際から、
取り付けを検討していましたが、記憶は定かじゃないですが2-3万位したため
自分でやろうと思って現在に至ります。

購入したのはこれ。
アマゾンで2つセットで2500円前後です。
6Wと10Wをそれぞれ1つずつ購入しました。
これにした理由。デフォルトでカバー付きでねじ穴が開いていた事と一応防水・防塵。

まずは、動作確認。
小さい方の6Wでも、十分な明るさ。
これをリアタイヤの前に付けることにしました。
10Wの方の1つは、スライドドア連動で点灯するようにします。
もう1つの10wはクーラーの室外機が縁石にぶつからないか確認するための確認灯にします。
サブ効果として私が避けた空き缶とかの障害物を後続車も目視しやすくなるでしょう。

口コミにも防水処理があまいとあったので、念のため、コーキングを増しておきます。
配線の取り回しですが・・・
初期の段階で、今後の快適化で必ず必要になる電源の確保のために
助手席前のグローブボックス裏に常時・ACC・イルミの分岐を作ってありましたので
そこから取ります。
まずは運転席周りのスイッチパネルの最後の空へ
スイッチは、以前DIYで使ったパネルの余りのスイッチを嵌めました。

そこから運転席脇のカバーの中を通して
運転席後ろの寒冷地仕様の2ndバッテリーが入っている蓋の横の外れるパネルの中にある
後部エアコン用のクーラント液が通ってるパイプの隙間を通して車外へ。
★熱に関して心配な方は別の方法をお勧めします。
車外に出してから、なるべく熱源から離しつつ、FFヒーターの燃料パイプ等に抱き合わせて後部へ
もちろんコルゲートチューブに入れています。

固定方法
L字金具にネジと両面テープでLEDを固定
その上で車体に取り付け。
脱脂・両面テープ&ねじ止め。

結線した後の接続部分を収められるので、この黄色丸のボックスいい感じ
トイファクトリー車全般に言えることだと思いますが
赤い四角のエリアは何本も電線が隠蔽配線されていたので、穴あけの際は注意してください。
純正の黒いゴムキャップを外して指を入れたら発見しました。

同じ要領でリアを経由して、助手席側後方へ
無事、完成。
発生したトライ&エラー
「その1」
赤線(+)は車内から、黒線(-)は近くの鉄板から引っ張るがうまく点灯しない。
★原因
車外はさび止め塗装などがしてある箇所が多くて、塗料を削るなどの作業が必要ということを後から知った。そのため、もともと赤黒線で通線していたのでマイナス線も車内から結線した。
「その2」
動作確認してた明るさが出ず、なんだか暗い。

★原因
スイッチパネルに綺麗にハマる、手持ちスイッチが0.5Aまでしか対応してなかった。
ネットで調べたが、5Aくらいまで対応してるもので、トヨタ純正スイッチ対応のものが見つからなかった。スイッチパネルのカバーにエーモンのロッカスイッチ20A対応を固定したら明るさは改善された。
「その3」
車両本体のイルミヒューズを2回飛ばす。
★原因
作動LEDランプ付きのスイッチで3本の配線を行うもので、単純に結線ミス
「その4」
1つのLEDだけの際は綺麗に点灯したのに、2番目・3番目を接続したら点灯しなくなった。
ヒューズは飛んでない。
★原因
直列ではだめで、並列にすることで無事点灯した。
簡単なようで、意外に手間がかかりました。
この作業における、最大の注意点と、その他の考察。
車体下に潜って、外装ボディの内側にねじ止めする際、車体裏鉄板(空洞)外側塗装面鉄板ってなっているのですが。
力任せにドリルで穴開けして、外側のボディまで穴を開けないように気を付けてください。
路肩灯なのか?その他の灯火類なのか?
取り付け場所と方法によっては、法令が変わるようです。
法令が変わると、使えるLEDの色も指定があるというソースを見かけたので
自分は、真横から見えない場所に取り付けて、「その他の灯火類」になるようにしました。
一回取り付けて、満足した後にこれって車検に適応してるのか?
改めてググって見たところ、幾つか気になる点を見つけました。
(以下、ご自分で裏どり再確認してください。)
「その他の灯火類として取り付けた、ドッグライト(路肩灯またはタイヤ灯)の主なルール。
★まぶしくては行けない。300カンデラ以内。1カンデラ=ろうそく1本分の明るさ。
★点滅させてはいけない。
★光源が見えてはいけない。
★法令が変わって1400カンデラまでOKになったのはデイライトであって、ドッグライトがデイライトと同じ基準なのかは裏どりできていない。
★その他灯火類になるように設置することで、スイッチ管理でオンオフできる。
>逆にイルミ連動で自動で点灯させるとかは、また別の問題が発生する模様。(その他の灯火類じゃなくなる?)
★その他灯火類で使える色。赤は全方向NG。白はサイドはOKだが、リアはNG。橙もリアはNG。
>その為、一度つけて大満足してたが、リアで白色発光LEDをアンダーネオンのような使い方の光源色で使うことは法令違反になるらしい。
外すか、リアは青色LEDに変更が必要そうだ。
暇なパトカーに止められても嫌なので、折角付けたが左右のみの点灯に切り替えた。
配線を変えて、バックライト連動にしても良いかなと思ったが
バックライトは2つまでと法令で決まっている記述も発見したため断念。
これらを守っていれば車検は問題ないようだが
その他灯火類とはいえ、はっきりと車検適応すると言えないグレーなものを色々付けているとディーラーが車検を嫌がる可能性が増すとのこと。
★グレーとは、車検不適合という記述もないが、かといって車検適応してるとハッキリ言えないもの。
まとめ。
タイヤの前に白色LEDで目視できない位置に取り付け、オンオフスイッチで管理して
爆光はやめておくように。
取り付け、取り回しはまぁまぁ手間がかかるので、KK(金で解決)できる人は
ビルダーオプションなどで付けてしまった方が良いと思う。

スライドドア連動足元灯
10WのLEDをスライドドアの開閉時に点灯するようにしました。
なるべく高い位置の方が、広範囲に広がるので、取り付け位置はサイドの壁裏ではなくステップの裏。(数センチ高い位置になるため)

取り付け場所から、一番近い場所に穴を開けて車内に引き込んだが
後から思ったのは、なるべく車外を通線してから引き込んだ方が良い。
理由は、スライドドアの下部の車輪がレールに沿って動くため。
内部にコルゲートチューブを取り廻す余裕があまりない。

電源の取り回しはいたって簡単。
通常時、ドア開閉時に点灯する車内等のバルブを、このようなパーツに変換。
これによって、ドアが開くと点灯して、閉まると消灯する。
元々スライドドアのステップにある純正スイッチでオンオフも可能だ。
これは、「その他灯火類ではなく、車室外乗降支援灯」に分類される可能性が高い。
いやー今回は、作業もまぁまぁ時間がかかったが
安全性を上げるためのLEDライトでこんなに法令が細かくあるという勉強をしました。
そんなこんなで、後ろから取った写真のような発光は、その時だけで
今はタイヤ前しか光っていません。
ブラッシュアップ
アマゾン
コルゲートチューブ6π30m 1,979円
ジャンクボックス5個入 699円
デイライト6w 2,256円
デイライト10w 2,527円
電線 ケーブル 20m 22AWG 2Pin 745円
バスコーキング 699円
今回の買い物一式
小計8,905円
ブラッシュアップカウンター
計916,575円



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