【トイファクトリーバーデン】我が家の電力事情2025

キャンピングカー

納車から約15ヶ月経過した現在。
1夏2冬を経験。
車中泊ありの旅行時の主な電力消費を分類してみます。

使用時間でランキングすると
1位 冷蔵庫
2位 照明・TV
3位 FFヒーター(我が家の平均が夜1回・朝1回と始動して)
4位 調理

電力使用量でランキングすると
1位 調理
2位 冷蔵庫
3位 照明・TV
4位 FFヒーター(我が家の平均が夜1回・朝1回と始動して)

こんな感じと推測します。
この中で、調理の分類はポタ電でそれ以外はトイファクトリー純正の鉛バッテリー3つで行っています。
冷蔵庫は旅行中の間メモリは1.5固定で常時稼働
旅行開始の数時間は高速での移動が中心なので、走行充電が23時頃まであるので
現着してエンジンオフで満タンからの電力消費が始まるイメージ。
1時間程度の晩酌。照明・TV・冷蔵庫の使用。
冬季はFFヒーターを70分程度のタイマーで稼働させる。
★タイマーの理由は、設定温度から微風で丁度良い温度を保ち続けられないため、
必要なときに付けた方が省エネと感じている事と切り忘れ防止。

必要に応じて、晩酌つまみの電子レンジ加熱。
常時冷蔵庫

翌朝
常時冷蔵庫
FFヒーター
照明・TV
調理(電子レンジ10分・ケトル5分)
ヘアアイロン(2分 相方)

こんな使い方で翌朝移動前のポタ電残量表示は70%-80%
もし、夜間電気毛布を6時間程度稼働してた場合は40%
オールインフォメーション情報のメモリは2メモリ減です。
今まで、メモリが3減っているのは1回しか見た事がありません。

翌日の、宿泊先が電源付きの場所でない場合は
翌朝の移動開始後、走行充電とソーラーパネルで鉛バッテリーの充電が回復したのを確認し。
その日の旅程で移動時間が長い時に、車両インバーターのスイッチを入れる。
ポタ電のアプリで400W充電を上限に設定して、満充電まで回復を促す。

雪がソーラーパネルに積もる環境下は別として
8時~15時位の間は移動半分・観光半分程度の時間配分だと思うので
結果的に走行充電半分・ソーラー充電ありながらの鉛3つからのインバーター経由の充電により
宿泊予定地に着いた時には100%に回復しています。

ポタ電からのAC出力は本体のコンセントに直付けか下駄箱にあるコンセント。
充電する際は、写真のスイッチをオンにすると充電可能状態になります。
スイッチがないと、TVを見るためにインバーターを入れると、充電が始まって無駄に鉛の残量を消費してしまいます。

以前までは、荷室に電子レンジもポタ電も置いていたのですが
電子レンジは純正と同じ場所へ
ポタ電は隣の部屋へ置いています。
普段はポタ電は主電源を切っています。
使うときはリアゲート側からアクセスするか、冷蔵庫側からハイハイして電源を入れていましたが
最近気が付いた技は、インバーターをオンして、充電用給電開始のスイッチを入れると
本体の主電源が自動で入るので、その後スマホアプリでACコンセントをオンにすれば
座席側に居ながら使用可能になります。

大体、ポタ電のスペックが実感できたので
今年の夏は、ポタ電でエアコンを稼働させたいと考えています。
そのためにやりたいことは、既存の電気の配線にポタ電を割り込ませたい。
バーデン純正のシステムは、外部電源が自動的に、サブバッテリー&インバーターよりも優先になるシステムになっています。
そこのリレーの役割をしてる機器を2系統から3系統入力リレーに変更してポタ電を割り込ませると、TVや純正コンセントで使う電力もポタ電から供給してしまいます。
現在(優先①外部電源 ②インバーター)
割り込み後:例(優先①外部電源 ②ポタ電 ③インバーター)

高出力家電(電子レンジ・ヘアドライヤー・エアコン)だけをポタ電にして
鉛はトイ純正のシステムでのみ使用して、サブバッテリーの寿命を延ばしたい。

なので、エアコンの配線の直近にスイッチで(ライン①既存:外部電源orインバーターとライン ②ポタ電)を切り替えるようにしたい。
手動で構わないので、小さくてシンプルなスイッチを探しているのだが
先人達の情報で、似たような事をやっている人が見当たらす参考資料が少ない。
検索に引っかかるのは、ごっつい器具や高額のリレーばかり

こんなので出来るはずだが・・・
このパーツで実現が可能なのかいまいち自信がなく、構想の具現化に二の足を踏んでいる状態です。
(第二種電気工事士は持っているが、本業は電気関係ではないため。)

ちなみに、バーデンのエアコンは冷蔵庫上のコンセント裏側から直列で接続されています。
↑↑このようにしたい。

※①の所で、接続できればバーデンの電装BOXで集約できるのだが
リレーから先に出ている2本のVVFケーブルは1本が冷蔵庫上のコンセントへ
1本は車両右側(テーブル脇と車両後部)に行ってるものと思っていたが、1本を抜くと全部のコンセントが使用できなくなる。
もう1本は何のためにどこに配線が行ってるのかは現在不明

独り言・・・
ワイドミドル車両からスパロンになり、ハイベッド化出来て荷室が大きくなった。
おかげで電子レンジを置くスペースも確保できた。時代の流れでポタ電が手ごろになって
我が家も後付け利用する事になったのだが、朝・晩の車中飯の用意がめちゃくちゃ楽になった。
これが前の車両とバーデンになった事で感じる夏場のエアコン利用に次ぐ電力事情の革新だと思う。

コメント

  1. mian より:

    初めてコメントさせていただきます。
    いつも大変勉強になる投稿をありがとうございます。

    うちのバーデンも鉛✕3とポタ電です。
    以前はトイファクトリーで車内に外部充電コンセントを施工してくれたのですが、二の足を踏んでるうちに、安全面を理由に廃止になってしまいました。(SuperB販売開始のタイミングで施工が廃止されたので、SuperBを売るためだと思っています)
    わたしは電気の知識が全くありませんし、トイファクトリー以外で電気系統をいじるとトイファクトリーの保証や修理が受けられなくなると聞き、怖くて電気系統はいじっていません。
    ですがリアハッチと閉じていてもケーブルが通る隙間があるため、車内に置いたポタ電からバンパーの外部充電コンセントへつないで使っています。
    走行中のポタ電の充電にも触れられていましたが、わたしも何度か検証しましたので共有させていただきます。
    曇天の日中の走行で100Vコンセントにつなぎ、アプリで600Wに設定してもサブバッテリーが食われることはありませんでした。
    最高700Wでも大丈夫と聞いたのですが、一応5、600Wに設定してます。
    ちなみにポタ電はDELTA 2 Maxです。

    これからも投稿を楽しみにしています!

    • shun-tabi より:

      mianさん初コメントありがとうございます。

      私が申し込みをした2022年の4月時点でトイ直営湘南店では
      ポタ電用のコンセントのオプションは断られました。
      私も、Youtubeなどで室内に外部コンセントのオプションが知ってましたが
      もしかしたら、キャンピングカープラザ大阪の様な販売代理店などがやっていたもので
      トイ直営店では、最初からそんなオプションはやっていなかったのかも知れません。
      本当の所は、わかりません。

      大容量のポタ電から車内のすべてへ電力供給するために
      車内に外部コンセントがどうしても欲しいけど、補償の事が気になるのであれば
      ハッチバックの隙間に純正コードを挟むのは、微妙なので
      自分がその方法を取るなら、フラットケーブルを購入して、
      その先っぽを外部コンセントと同じ物に交換します。
      材料だけアマゾンで揃えて、少し電気の知識のある人に頼めば簡単に作れると思います。
      https://amzn.asia/d/hv9cPYx

      充電の情報供給ありがとうございます。
      ハイエースのエンジンが稼働してる間は600wは行けそうなイメージは湧きます。
      私のポタ電はデルタ2MAXの半分の容量なので、充電時間は半分で済むため
      鉛さんからの充電の際負荷は緩く充電を心がけています。

      ちょっと前にEcoFlow 800W Alternator Chargerが
      大きく取り上げられましたが、800wで付加かけ続けて急速充電してて大丈夫ですか?と
      私は現時点では懐疑的です。
      この1-2年は人柱の方々の、その後の発信に注目しています。
      ★問題ないorオルタネーターの寿命が早かった等

      最後に、トイの補償が外れるのは、電装システムを構成してる機器の交換や
      SuperB以外のリチウムに載せ替える事をやって、何かの機械が壊れたなどは保証されないと思いますが
      コンセントから先に何を付けようが、問題ないと思っています。(裏取りはしてません。)
      なので、今回の記事に書いたような「やりたいこと」は、個人的にはセーフだと思っています。

      一番は、mianさんの様に純正外部ソケットにポタ電を繋ぐのがベストですね。
      どもー

      • mian より:

        色々勉強になるお話しありがとうございます。

        うちは2022年4月納車ですが、6ヶ月点検の10月の時点で湘南店で室内の外部充電コンセント施工は受け付けてくれました。
        ただその日に時間がなかったので、次回1年点検の時にお願いしようと思ってたらいつの間にか廃止になっていた次第です。
        現在でもキャンピングカープラザ大阪や岡モータースは施工してくれるようです。

        ハッチバックの隙間にケーブルを通す件について、ケーブルが潰れることを懸念されてフラットケーブルを勧めてくださったのだと思いますが、ハッチを閉じてもスルスル通る隙間があるんです。
        トイキャンに行くとその方法をやられてる方が結構います。

        今後ともよろしくお願いいたします。

        • shun-tabi より:

          mianさん
          トイキャンにご参加されたことがあるのですね・・・
          色んな先輩たちの快適化を一気に見れるチャンスかなと興味はとてもあるのですが、
          岐阜まで行く、大勢の知らない人、運動会みたいなイベントなどと腰と気の重さが勝ります。
          ケーブルの話を改めて読んで、最初は本当?って思いましたが
          改めて考えると前車のワイドミドルの時のケーブルは10mでバーデンよりも太かったです。
          その時に試した印象が残っていましたが、バーデンの純正ケーブルは大丈夫なんですね。
          聞いてなかったら、確実にフラットケーブル買ってました。無駄な投資をしなくて済みます。
          有益な情報ありがとうございました。

  2. URAJIRO より:

    はじめまして
    いつも楽しく投稿を拝見してます。
    行き先不明の配線は白のカプラーにつながっている2本のVVFの内の1本ですか?
    もしそうなら外部電源からの入力配線ですね。また、オリジナルのトイシステムを改造すると保証(一年)は受けれませんが有償修理はOKと確認しています。自分は
    1200wの走行充電システム組んで半年位経過しますが今のところオルタネーターは問題ありません。

    • shun-tabi より:

      URAJIROさん
      1年の保証が受けられないだけで、有償修理はしてくれるという有益なソースありがとうございます!
      そんなに怖がることないですね。ちょっと安心しました。
      1200Wの走行充電とは、つわものですね。
      800Wのエコフローでも懐疑的な自分としては、ただただ「すごい!」と感じます。
      VVFの一本が入電とは、全く想像してませんでした。
      なんだかスッキリしました。今度、電装ボックス開けた時に自分でも再確認してみます。
      何かの機会に実車のシステム拝見できるの楽しみにしてます。
      コメントありがとうございました。