購入前に、先人たちのブログを見てた際に
納車寸前まで、何も連絡がないという口コミをチラホラ目にしていたので
そんなもんだろうとは覚悟していましたが
本当に何も連絡がないまま年越しして10ヵ月経った2月。

日本最大のキャンピングカーショーで
トイファクトリーからも遂にリチウム仕様の発表がある情報を得ました。
契約時に仕様書の最終確認後は変更はできなくなるという念を押されていましたが
まだ、この時点で納車まで一年もあるがもしかして、仕様変更はできるのか?
などと、期待と不安が入り混じった気持ちになりながら公式発表を待っていました。
現地に行った知り合いからの、速報で150Aの容量で37万と聞いて
「手が出ません」と一瞬で諦めました。
200Aが10万の時代だけど・・・
キャンピングカーショーから数日すると
トイファクトリーから、分厚く重たい封筒が届きました。
中を開けると、刷新されたカタログと新車種デュカトやリチウム電池のチラシなどが入っていました。
トイさんのカタログはかなり立派なのでオーナー全員に配布したのか
納車待ちの人だけに送ったのかは定かではありませんが心が湧きました。

デュカトに関して
ハイエーススパロンの内高への不満がありキャブコンオーナーになった層が
これならバンコンでも良いかもと買い替え需要があるのかな?と思いました。
ハイエースでは廃版になった「コルドバクルーズ」のレイアウトが復活。
背面対座シートが、運転席・助手席の回転シートになり
しかし、5.4mバージョンはボンネットがある分、室内が若干狭くなる。
常設ダブルベッドと広めのマルチルームの場合は6mになる。
更に、同じような仕様のハイエースよりも200万以上高額な印象。
2年前のキャンピングカーショーの時に展示されていた通り、設定は現在の所2WDだけ
しかし、FFなので2駆ハイエースよりは雪道に強そう。
総評としては、居住性(内高と室内幅)のアドバンテージ。
空荷2駆対決の走行性能はデュカトに軍配が上がりそうですが
架装された状態での上り坂走破どうなのか気になります。
今後のYoutubeオーナー発信が注目です。
バンコンにしても、キャブコンにしても自分のニーズに合っていなかった中間層と
国産車よりも外車の持つセレブリティー感を求める層から支持があるのではないでしょうか。

リチウム電池
発火する恐れがあるので、基本は船便での輸送されるが
トイ製のリチウム電池は航空機で輸送する事が許可されている安全性の高い数少ないブランドという事を売りにしていた。
しかし、速報通り37万円で価格表にも載っていた。
現在のオールインフォメーションボードを搭載している車種なら販売済みの車両オーナーのバッテリーもリチウム交換可能という事。
各種充電設備やオールインフォメーションボードの変更は不要とのことなので
トイファクトリーが販売を始めたリチウム電池じゃなくてもポン付けで使用可能という事がわかったのが安心。
グランデ仕様は鉛200A
オプションで1個追加で鉛300A運用ができるので、リチウム300A化は既存のシステムで可能と推測する。
アマゾンなどで販売しているリン酸リチウム電池の相場は100Aで6万。
車内のサブバッテリーを300Aのリチウム電池化にしてクールコンプシステム(冷房)の使用時間を稼ぐのが理想的ですが
照明やFFヒーターの使用だけなら鉛200Aで我が家の車中泊頻度なら5年~7年は交換しないで済む。(済んだ実体験)
冷房の使い過ぎで、照明・冷蔵庫などの電力が足りないというトラブルを避けるために
個人的には、冷房の電力だけ別に分けたい。
ビルダー純正リチウム電池に37万を投資するなら、場所は取るが200Aのポタ電を夏場は積んで、そこから冷房の電力を供給するのが良いと思う。
現車は鉛230Aに中華ソーラー300W 必要に応じて外部充電
使う電力は、冬はFFヒーター 夏はマックスファン 照明・必要に応じて冷蔵庫という環境から
納車待ちBADENは、鉛300Aにシャープ製ソーラー220W 走行充電と外部充電
使う電力は、冬はFFヒーター 夏はマックスファン 照明・必要に応じて冷蔵庫とエアコンでエアコン以外は、ほぼ同じ環境。
どれだけ電力消費や電力持続力が変わるのか違いを体感することも楽しみです。

CASAブラックエディション
色々なお知らせが入っていたが、この仕様のパンフレットを見て、一目ぼれしてしまいました。
ミディアムブラウン調の内装家具は、今の車の車内と同じで好みにドンピシャ。
エクステンションボックスも限定のホワイト調が選べる。
色々な新しい仕様のお知らせを頂いたが
そもそも、納車待ちしている私たちは仕様変更をしてくれるのだろうか?問い合わせしました。
納車予定まで残り10ヵ月
2月中旬の回答で2週間以内に正式に申し込み依頼がもらえるなら変更を承ると頂けました。
メールでブラックエディションへの変更は正式に依頼しました。
後日、ショップへ出向き最終仕様書の確認と差額の確認をしました。

ブラックエディションへ
運転席をレカロへ
後方バッグドアにもカーテンを追加
約50万 プラスになりました。
そして、納期が1ヵ月程度短縮になりそうとのお知らせも・・・
新型のデュカトベースの車両の販売がキャンカー界で盛り上がっていますが
トイさんはちゃんと、発注された順番通りの生産との事で
デュカト優先生産とかはないそうで、長いこと納車を待っているユーザーには
当たり前ですが、誠意を感じさせてくれています。
岐阜本店の隣に、納期短縮のための新工場を作るようなお知らせがあったので
この1年と8ヵ月の納車待ちは、もう少し短縮されるのではないでしょうか。
後、片手の指で数える月数で納車されそうな予感です。
段々実感が湧いてきました。
